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フローリングの綿棒補修法

コーティングしたフローリングについた小さな傷や剥がれを簡単に補修する方法です。
1.準備
まず初めに、お手元に「補修キット」と、めん棒、ドライヤー、
延長コード、ボロ雑巾およびティッシュペーパーをご用意下さい。
補修キットは、中身のワックスボトル、メラミン、スチールウール
を袋から取り出しておいて下さい。 |
ドライヤーはコンセントに接続し、必ず手の届く場所に置いて
おいて下さい。その際、補修の箇所全体に風を当てられるように、
ドライヤーが届く範囲を確認して下さい。また、必要であれば延長
コードをつないでおいて下さい。
ドライヤーの準備をおこたると、塗布後の数十秒間のタイムラグで
ワックスの白化を招くことがあります。必ず事前に準備して下さい。 |
2.研磨
一部が剥離した床 |
ワックスの剥がれた部分と、その周囲との”段差”をすり減らすために
、まずは、スチールウールを使います。スチールウールで、剥がれた部分のまわりを研磨することで、その”段差”が低くなります。そのことによって、ワックス塗布後にどうしても現れてしまう、ツヤの不均一が軽減されます。
ただし、スチールウールは非常に摩擦抵抗が強いので、削りすぎると
床材を傷めてしまいます。削りすぎ・広がりすぎ等取り扱いには十分にご注意下さい |
剥離した床の断面と補修概念 |
次に、たった今スチールウールで研磨した箇所を、今度はメラミンで
研磨していきます。メラミンは、スチールウールよりも摩擦抵抗が弱い
ので、スチールウールで荒削りにした箇所をメラミンで均(なら)して
いくという意味合いの作業です。 |
3.塗ってみましょう。
ワックスボトルのふたを開け、ふたにワックスをごく少量だけ
注ぎ入れます。(紙コップでも構いませんが、底が深すぎてめん棒が
届かないため、半分ぐらいに切っておくといいでしょう。) |
画像のように広い範囲のワックスが剥がれている場合…
- ①まずは剥がれた中央箇所にのみワックスを塗り、乾かす
- ②次に、中央箇所を含む、研磨箇所全体にワックスを塗る
といったように段階的に塗った方がいいかもしれません。その方がより
”平ら”になるので、ツヤも均一になります。(器用さに自信のない
方や、あるいはほんのわずかにしか剥がれていない場合、全部塗って
しまっても構いません。)
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それでは塗っていきましょう。手元に雑巾かティッシュペーパーを
置いておき、めん棒をワックスに浸しすぎたと感じた場合、軽く
ぬぐって下さい |
先述のとおり、まずは中央の剥がれた部分にだけワックスを塗って
いきます。塗ったら即座に乾かして下さい。その際、調整可能なら、
ドライヤーの風は微弱の温風にして下さい。いきなりターボの風を
当てるとワックスが風で寄ってしまい、そのまま固化してしまうことが
あります。ターボしか出ないドライヤーの場合は、手などで風を緩衝し
、塗布面に直接当たらないように工夫して下さい。 |
乾燥は十分に行って下さい。 ドライヤーでの乾燥が済んでも次の工程まではけっしてあせらず、少なくとも5分~10分は放置して、床を冷やして下さい。 どんなに小さな箇所でも、塗りムラになるととても目立ちます。 |
さて、乾燥が済んだら先ほどよりも中央箇所の光沢は周囲に馴染んで
いるはずです。今度は中央箇所を含めた、補修箇所全体を塗って
みましょう。 |
塗り終わったら、先ほどと同じ手順で乾燥します |
画像のように、周囲と均一に馴染めば補修成功です。これ以上に
光沢を馴染ませようとして、めん棒での補修を続けると今度は逆に
クオリティが下がっていきます。
自信のない方はここで止めておきましょう。 |
4.仕上げ
これ以降の工程としては、肌着の切れ端などを使って、だいたい白線で
指定したぐらいの範囲を、大胆に塗っていきます。 |
5.比較
  乾燥を終えたら、以上で作業工程はすべて完了です。少し見栄えが悪いこともあるかもしれませんが、補修では、もう一回だけ、
もう一回だけというふうに重ね塗りをしていくと、玄人でさえ悪循環
に陥ってしまうことがよくあります。肝心なことは、妥協点を決め、
きりのいいところであきらめることです。
上の写真が補修前、下の写真が補修後です。 |

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